ハリネズミを初めて飼う方はケージ選びって何が良いのか迷いますよね?私も初めてケージを買う時はどんな種類があるかも知らずに、見た目だけで購入してしまいました。せっかく買うならなら、ハリネズミのお世話がしやすいケージを選びたいですよね!
そこで今回は、実際に使ってみての使い勝手や感想をお伝えしながらお家に合うぴったりなケージをご紹介したいと思います!
この記事でわかること
・ケージ選びのポイント
・ケージの種類
・メリットとデメリット

ゲージの種類
ケージの中にも、種類があります。その中でもメジャーなガラスタイプ、アクリルタイプ、ワイヤータイプの3種類をご紹介してきます!
ガラスタイプ

ガラスのケージは組み立て式のもので、10kgぐらいとかなり重たいです。1人暮らしの女性はお気を付けください。

正面の扉と天井から開けることができるので、ホイールので仕入れも楽ちんです。パンテオンはサイズが何種類かあるので環境に合ったサイズを選びましょう。

価格は約¥15,000~(大きさによる)
アクリルタイプ

アクリルタイプのケージは既製品なので組み立てもなく安心安全です。ハンドメイドのアクリルゲージ屋さんも存在し、好きなサイズでオーダーすることも出来ます。価格帯的には少し割高かもしれませんが、使い勝手はとても良いです。

価格は約¥40,000~(大きさによる)
ワイヤータイプ

ワイヤータイプは組み立て式のものになります。ガラスやアクリルのゲージ比べると安価なものになりますが、85㎝と幅が広いのでハリネズミにはちょうど良い大きさです。通気性が良く、正面と上に扉が付いています。

価格は約¥11,000~(大きさによる)
ケージ選びのポイント
ケージの大きさ
ハリネズミのケージの大きさは最低でも横幅60㎝以上×高さ45㎝×奥行40㎝は必要です。ハリネズミの健康のために運動するホイール(回し車)を入れることを考えると、高さと奥行きは必ずチェックしておきましょう。
ケージの大きさポイント
ホイール(回し車)が入る大きさのものにすること!ホイールにも26㎝と32㎝のサイズがありますが、ハリネズミの身体の大きさによってホイールのサイズも大きくしなければなりません。ハリネズミの成長を見越して32㎝のホイールが入るサイズが望ましいです。

掃除のしやすさ

ハリネズミのお世話をするには毎日の掃除のしやすさも重要なポイントです。ケージを置く高さやゲージの仕様を確認するようにしましょう。
お掃除ポイント
- ケージは丸洗いできるか
- ホイールの出しやすさ
- 床材の取り替えやすさ
温度管理のしやすさ

ハリネズミは暑さにも寒さにも弱いため、ケージ内は26℃前後に保つ必要があります。暖房器具を取り付けられるかもチェックしましょう!普段過ごしている部屋の温度環境によってケージの種類を選んでも良いかもしれません。まずは季節ごとに部屋の温度管理はいつもどうしているかを一度考えてみましょう。
普段の室温チェック
- 暖房器具の設置場所と配線(コードの通り道)はあるか?
- 夏場と冬場の室内温度は高め?低め?
- 除湿器や加湿器は使用する?
ガラスやアクリルケージは保温性が高く、ワイヤーケージは通気性が良いので夏場はおすすめです!
ケージの価格帯
ハリネズミのケージの平均相場は¥17,000-程度
ケージの種類や大きさによっても価格は変わります。お住まいの部屋に置けるサイズ感と予算に合わせて選びましょう。とにかく予算を抑えたい方は衣装ケース(大きいもの)でも飼育は可能です。



それぞれのメリット・デメリット・感想
ガラスタイプ

ガラスケージで暮らすルルちゃん
メリット
- 部屋のインテリアの邪魔をしない
- ハリネズミの観察がしやすい
- 保温効果が高い
- 可愛いおねだり姿が見れる
デメリット
- 重いので1人での移動は難しい
- 熱がこもりやすい
- ホイールの掃除が大変
- 扉がカタカタうるさい
- 撮影時に光が反射する

元気にハリネズミがホイールをすると扉がカタカタうるさいので、我が家ではゲルテープを扉の隙間に挟んでいます。2㎜の厚みがちょうど良いです!テープをカットして貼るだけです。※側面のフィルムは剥がさず使用してます。
アクリルタイプ
メリット
- 部屋のインテリアの一部になる
- ハリネズミの観察がしやすい
- 掃除がしやすい
- 保温性が高い
- 撮影時の光の反射が少ない
デメリット
- 暖房器具などのコードの配線に限りがある
- 熱がこもりやすい
- 扉が若干カタカタする
ワイヤータイプ
メリット
- 通気性が良い
- 丸洗い出来て衛生的
- 軽くて移動がしやすい
- 暖突などの器具が付けやすい
デメリット
- ケージの存在感が出やすい
- 冬場は保温対策が必要
- ハリネズミの観察がしにくい
- ワイヤーをよじ登る子がいる
ケージ選びのまとめ
いかがでしたか?今回はハリネズミのケージ選びについてお伝えしていきました!ケージの好みは人それぞれなのでお住まいの広さや飼育環境に応じて選ぶようにしましょう。
ガラス | アクリル | ワイヤー | 衣装ケース | |
---|---|---|---|---|
使い勝手 | △ | ◎ | ○ | ○ |
保温性 | ◎ | ◎ | × | ◎ |
通気性 | × | × | ◎ | △ |
メンテナンス | × | △ | ◎ | 〇 |
暖房器具の設置 | ◎ | ○ | ◎ | × |
ポイント
✓環境に合ったケージを選ぶ
✓ハリネズミに適した広さのケージの広さを選ぶ
✓使い勝手や温度管理を考慮する
これからハリネズミをお迎えする方の参考になれば幸いです。素敵なハリネズミ暮らしができますように…。

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