ハリネズミも4歳を越えるとシニアになり、今までの生活に少しずつ変化が出てきます。少しの変化を見落とさないように、年齢に合った生活環境にしていくことがとても重要です。そこで今回は、4歳5ヶ月のトイくん&モネちゃんの暮らしについてお伝えします!
この記事でわかること
・4歳になってからの変化
・暮らしの変更点
・長生きするためにしていること
4歳ハリネズミの暮らし
のんびりマイペースな暮らし
年齢を重ねると徐々に落ち着きと貫禄が出てきます。体力的にも活発に動き回るよりは行動もゆっくり、のんびりになります。飼い主さんと過ごす時間が長ければ長いほど、“慣れ”が出てくるので無防備な姿を見せてくれるようになるのかもしれません。我が家のトイちゃんとモネちゃんは人目を気にせず自由にのびのび暮らしています。
昼夜関係なく起きる
これは我が家のハリネズミだけかもしれませんが、『本当に夜行性なの?』と疑問に思うことが多くなります。朝の掃除時には必ず起きて、おやつのおねだりをしてくれるようになりました(笑)トイくんの場合は昼間にごはんを食べて、ホイールで走ることもよくあります。日中でも可愛い姿を見ることができて嬉しいです♪
睡眠時間が増える
昼間に起きているせいなのか…夜間の行動時間が減り、寝ていることが増えます。若い頃は朝方まで遊んでいたモネちゃんとトイくんも最近では3時にはお部屋に帰り、朝まで起きることはありません。確実に睡眠時間は増えました。
4歳になってから見直したこと
4歳を越えてから少しずつ、暮らしにも変化が表れ始めました。年齢に見合った生活ができるように、ゲージ内環境や食事の見直しを始めました。実際にやったことをお伝えしていきます!
ごはんの与え方
4歳を迎えた頃からごはんの食い付きが悪くなったため、ふやかしフードに変更しました。ハリネズミの歯も年齢と共に弱くなり、歯が抜けて硬いフードが食べにくくなってしまうこともあります。ハリネズミの歯のコンディションに合わせたフードの与え方が必要になってきます。先生曰く、自然に抜けた歯は食べ物と一緒に飲み込んで、排出物として出てくることが多いようです。我が家のルルちゃんは飼い主の誕生日に素敵な歯のプレゼントをしてくれました(笑)
実際にごはんをふやかしフードに変更してからは食欲も増えて完食してくれるようになりました。
ごはんを食べる量
ごはんを食べる量が徐々に減ってきます。若いころは10g近く食べていたフードも、最近では4~5gとごはんの量が半分ぐらいに減りました。先代のハリネズミ(モネちゃんとトイちゃんのパパやママ)から一度落ちた食事の量は元に戻らないことを教えてもらったので、我が家では4歳を越えてからは“好きな物を好きなだけ食べてもらう”ように意識しています。食への楽しみだけはシニアになっても忘れないでいて欲しいものです。
年齢や気分によってもハリネズミの好きなは変わってしまうため、定期的にハリネズミ御膳を用意して好きなもの調査をするようにしています。モネちゃんはハーリーの主食グロース、トイくんはハーリーの主食がお気に入りです。
ごはん皿の高さ
年齢に応じてお皿の高さを低くして、食べやすいようにしました。若いころは問題なく使えていましたが、3歳を越える頃からお皿を倒して食べることが増えました。2㎝の高さから1cmlにお皿の高さを低くしてからはお皿をひっくり返すこともなく、しっかり完食してくれるようになりました!
ごはんが足りなくてひっくり返すこともありますが、毎日お皿が倒れている場合はお皿の高さを調節してあげても良いかもしれません。
バリアフリー化
年齢とともに運動量が減り、少しずつ手足の筋力が低下してきます。今まで元気よく走っていたホイールもゆっくりウォーキングするようになり、休憩することも多くなります。時折、ホイールの段差が上りづらそうにしているので、4歳5ヶ月に入ってからは高さを低くするホイールの置き方に変更しました。通常置きと比べると2㎝も低くすることができます。
長生きのために気を付けていること
ハリネズミを飼ってから、長生きできるように意識している点をお伝えします。あくまでも個人的に行っているだけで、本当に良いのかはわかりません(笑)しかし、我が家のハリネズミの平均寿命は約4歳です。先日、トイくんは4歳6か月を迎えているため今後も平均寿命は伸びていく予定です!
栄養バランス
ハリネズミの健康のためにも、栄養バランスの管理は徹底して行うようにしています。3歳までは高タンパク低カロリー+食物繊維を気にするようにしていましたが、4歳を越えてからは食べることを第一優先に好きなフードを与えるようにしています。タンパク質をできるだけ摂ってほしいので、ミルワームをあげることが増えました。
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毎週金曜日はご馳走の日
ハリネズミのおやつってあげるタイミング難しいですよね?おねだりしに来た時はもらえるけど…おねだりしない子はもらえないなんて可哀そう…そんな気持ちから、我が家では毎週金曜日をご馳走の日にしています!
ご馳走の日は主に生肉(蝦夷鹿肉や馬肉)が多めです。季節によってはスイカや梨を与えることもあります。
飲み水
動物用酸素水『WaterO』に出会ってからハリネズミの飲み水への意識が変わりました。毎日WaterOはさすがにコスパが高いので…浄水器を購入し、なるべく不純物の少ないお水を与えるようにしています。水道水に含まれるミネラルの過剰摂取で肝臓に負担を掛けてしまうそうです。毎日の積み重ねで身体に負担を掛けないようにしています。
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電気を付けてびっくりさせない
急に部屋を明かるくするとハリネズミがびっくりしてフリーズすることがありますよね?“ハリネズミの心臓によくないのかな?”っと心配になったので、日が暮れる頃にはゲージ全体にカーテンを掛けて人間とハリネズミの時間を上手に仕切るようにしています。カーテンを掛ける場合、ゲージ内の温度が1℃~2℃上がるので、上がる温度を見越して部屋の温度設定をしましょう!
まとめ
4歳5ヶ月の暮らし
・口のコンディションに合ったごはんを与える
・ごはんは好きなものを好きなだけ
・段差を減らして手足に負担を掛けない
・のんびり自由に過ごす
いかがでしたか?今回は4歳5ヶ月ハリネズミの暮らしについてお伝えしました!年齢に合った暮らしの工夫の参考になれば幸いです。